一条高校ダンス部が、夏の大会最大の目標とする大会はダンスドリルという大会でした。全国高等学校ダンスドリル選手権大会。今年度も大会はもちろん開催されており、すでに関西予選が先日行われておりますが、我らは参加しておりません。

今年度、目標としている大会は日本高校ダンス部選手権、いわゆるダンススタジアムという大会です。その地区予選は神戸で8月の10、11、12、の3日間おこなわれます。そして全国大会が横浜で16、17日に開催。

このダンススタジアムを最終的な目標にしているので、3年生が部活動を継続するのは予選を勝ち抜いた場合8月の17日までということになります。

ゆえに今月20日の引退ライブが終了しても、3年生はこの夏の大会までダンス部員として活動します。少し不規則な状態ではありますが、大会終了がダンス部の引退ということになります。ただ引退ライブが終わった時点で2年生に代替わりして部活運営がなされていくという形をとっています。

昨日かな、日本ダンス大会という大会が関東で開催されておりました。この大会も今年で4回目となる。大会名称がすこしざっくりとしていますが、この「日本ダンス大会」とは高校のダンス部の全国大会です。一条高校、この大会には参加したことはない。

教育的なダンス、ダンスによる教育という側面を重視した大会という、そういう性質を強く押し出している大会です。審査項目にも教育的側面という項目があり、他の大会との違いを感じます。そしてこの大会、関東からの参加校が圧倒的に多いように思います。どの大会に参加すべしか、なかなか悩ましくはある。

高校ダンス部の日本一を決める大会が数多くあり、ボクシングの世界チャンピオンがWBAやらWBCやらIBFやらWBOやら多くの団体が作られ、やたらたくさん存在するような様相を呈しておりますが、実際高校ダンス部のチャンピオンもすこしそんな感じはしますね。

統一王者を決定する大会をすればよいのかな。それもあまり意味がないか。できればぶっちぎりの実力でダントツの迫力でどのような大会でも頂点を極めることができればよいのだろうけど、そうはなかなかいかないやろな。

大会で勝つことももちろん大切ではありますが、独自のスタイル、唯一のドクトリン、無頼なフィロソフィーを確立することもまた大切です。むしろそっちかな。

偉大なボクサー、モハメッド・アリのように。